保育士からの
メッセージ
子育てしながら保育士に復帰した先生
認定こども園五日市乳児保育園
勤続 9ヶ月
「先生」という職業への憧れと、小さい子どもが好きな母親の影響で保育士の道へ。8年間公立保育園で働き、第一子の出産のため退職。2020年4月に保育士として復帰して、1歳児を受けもっている。7歳の男の子、3歳の女の子を育てながら、6時間勤務をするワーキングママ。(2021年1月取材)
- 復帰したきっかけは?
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「自分の子どもの初めての成長や発達・経験は、自分の目で見たい!」と思って、上の子の出産で退職しました。でも、保育士の仕事が好きでいつか戻りたいと思っていたので、上の子が小学校に入学し、下の子が集団生活をする年少になったのを機に復帰。子育てを経験して保育に対する視点も変わり、それを生かしたいと思っています。
- 求職活動は?
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小さい子どもがいるのでハローワークに通えず困っていたら、保育士の友達が「広島県保育士人材バンクに登録するといいよ」と教えてくれました。「どの時間帯で働きたい?」「気になる園があれば、求人がなくても聞いてみるよ」とバンクの支援員さんに私の希望を引き出してもらい、この園を見学。子どもを連れて見学できるようにしてもらえたのは助かりました!
- 復帰して良かったと思ったことは?
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2歳7ヶ月の女の子がズボンを履こうとしているときのこと。自分でなんでもやりたい年齢のためしばらく見守っていると、ズボンの片方に両足を入れてしまいました。「もうひとつの足はこっちよ」と教えて、お尻の下から上に引き上げる手伝いをすると「せんせい、ありがとう」と自然に返してくれました。小さい子の何気ない一言ですが、保育の喜びを改めて感じました。
- 子育ての経験をどう生かしたい?
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子どもが通っている幼稚園で、先生にわが子の様子をお聞きしたいけれど、忙しいから迷惑かもしれないと思うことがありました。自分の子を預けてみると、年少は自分の思いや感じたことを上手く伝えられず、子どもから園での様子を知るのが難しいことを実感。どんな小さなことでも、丁寧に詳しく教えて欲しいという保護者の気持ちが分かりました。
掲載日:2022年10月01日