広島県保育総合支援サイト ほいくひろしま

保育士からの
メッセージ

67歳パート保育教諭

銀の鈴こども園

勤続 5ヶ月

幼稚園教諭としてスタートし、保育士資格も取得して保育所に勤務していたが、結婚のため退職。3人の子どもを育て、末の子の就学を機に復帰し、パートやフルタイムで働く。5年前に親の介護のため前施設を退職して、趣味のエアロビクスなどを楽しんでいたが、空いている時間を役立てたいと67歳でパート職員として復職。カープが大好きなカープ女子。

67歳という年齢で復帰したのは?

保育士が不足している報道を新聞やテレビで知って、何か役に立ちたいと思い広島県の保育士人材バンクに登録しました。バンクからこの園での仕事の話がきたときは迷いましたが、息子に背中を押されて決意。ブランクがあり体力も低下しているので手伝いや掃除が主な業務ですが、掃除も大事な仕事でその姿を子どもたちに見せることは私の大切な役割だと思っています。

どのような働き方をしている?

午前勤務のパート職員として、乳幼児クラスの補助業務をしています。担任の先生からその日の保育の流れと業務の説明をしてもらい、食事の介助や後片付け、おむつ替え、掃除などを行います。記憶力の低下で子どもに何度も同じことを聞いてしまいますが、辛抱強く応えてくれるので「優しい子に育つね」とポジティブに受け止めています。

昔と違っているところは?

私が保育士になったばかりのころは、1人で30、40人の園児を保育していました。今は補助の先生が配置され、シフト制で長時間勤務も少なく、休憩・休暇・有給がきちんと取れるなど働きやすくなっています。各施設でルールや決まりなどが定められているので、自己判断にゆだねられることも少なく、安心して保育できる環境へと変わっていると感じます。

メッセージ

子どもが好き!という気持ちをもう一度思い出してください。私は家庭の事情から、いろいろな施設で働き、保育以外の仕事もしましたが、どの仕事も大変で責任感が伴いました。それなら大好きな子どもと関わろう!と、この業界に戻りました。どの施設も独自の決まりやルールがあるので、やり方に慣れれば大丈夫。やってみようという気持ちがあれば、年齢もブランクも関係ありません!

掲載日:2022年10月01日

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