保育士からの
メッセージ
産休・育休から復職し、年少の担任として奮闘する先生
おさんぽ保育園
勤続 7年
「アロハ〜」と明るく声をかけてくれていた保育園時代の担任に憧れ、保育士に。産休・育休を約1年間取得して、今年4月に復職。6月から個性豊かな12人の年少(3歳児)を担任として受けもつ。7時間の時短勤務と、1歳の娘の子育てを両立するため奮闘中。(2021年6月取材)
- 産休・育休の取得に不安はありましたか?
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妊娠がわかったときは、年長の担任をしていました。年度の途中であることや、初めての妊娠で自分の体がどうなるのか不安で、家族よりも病院よりも先に園長先生に報告しました(笑)。退職するという考えはなく、受けもっている子どもたちや他の先生に迷惑をかけないように、そして何よりも自分の体を壊さないように気遣いをしていただいたので不安はありませんでした。
- 産休・育休の間はどのように過ごしましたか?
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グループ園には産休・育休を取得した人はいますが、おさんぽ保育園は若手が多く私が第1号。身近なお手本がなく、新型コロナウイルス感染症のこともあって、自分の生活でいっぱいいっぱいでした。その上、復職が近づくにつれてわが子と離れるのが寂しくなり、気持ちの切り替えができなかったことを覚えています。
- 復職して変わったことはありますか?
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私はこの園でしか働いたことがありませんが、復職して娘を別の保育園に預けながら働いていると、うちの園は子育てを応援してくれていると改めて気づきました。また、子どもと離れるのがとても辛いママの気持ちに共感できるので、園の子どもたちが「楽しかった!」と笑顔で家に帰られるようにしたいと強く思うようになりました。
- 保育の面白さは何ですか?
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子どもたちの成長が1年を通して見られるところです。
産休前は年長の担任でした。自分で何でもできる年齢ですが、甘えんぼう、自信がない、積極的・・・と性格は様々。そんな子たちが、運動会や発表会にむけて練習をしていると、だんだんと気持ちが一つになって大きな力が出せます。その力は、本番後もゼロに戻ることはなく、行事を成し遂げた達成感から、一皮むけたように成長しているのです。
掲載日:2022年10月01日