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保育施設での
取り組み

自分の園に子どもを預けている先生 〜園長編〜

入江保育園

園長 山田 順子 先生

「パパもママもここの卒園児!」「きょうだい全員通っていた!」と地域に愛され、リピーター(⁉︎)が多い入江保育園。2019年に園長に就任した山田先生は、2歳と0歳の娘を自分の園に預けて働くママ園長。24歳〜70代のおばあちゃん先生もいる園で、職員と園児と保護者をつなぐ役割をパワフルに実行中。実は、この園で保育士の子どもが預けられた第1号は私なんです(笑)とか。

園に自分の子どもを預けていて良いことは?

上のお姉ちゃんは「きょうはせんせい? かあちゃん?」と毎朝聞いてきて、「せんせい」というとそっけないけど、「かあちゃん」というと走ってきて抱きついてくれるから可愛さ倍増(嬉)
それに、自分の子どもが園にいることで、職員としての目線と、保護者としての目線の両方で保育を見ることができるから、園長としての視野が広がったと感じることが多いよ。

園に自分の子を預けていて困ることは?

保育園の行事などは園長としての仕事があるので、ゆっくり見てあげられないことかな・・・(泣)
でも、日常の保育のときは、〝かあちゃん〟と〝せんせい〟の両方で娘の成長を見ることができるからお得(笑)。例えば、家では食べないものを給食で食べている姿を見ると、「食べる力はあるから大丈夫。甘えたいだけなんだ」って安心できたりするんだよ。

自分を変えたと思う出来事は?

小さいころから保育士を間近で見て、子どもと遊んでいたから、仕事に対する自信があったんだけど、短大のときの実習でその自信は打ち砕かれ・・・。
実習先のクラスに発達に障害のある子どもがいて、「この子がこのクラスで他の子と同じように活動するなんて無理だ」と無意識に線引きしていたみたい。そんな私に指導の先生が「その子も含めてこのクラスだからね」と言ってくれてハッとして、その子も含めて集団の力を引き出せる保育士になりたいと思うようになれたんだ。

職員のために行っていることは?

いま力を入れているのは、職員の悩みを解消するための園内研修。保護者対応に不安を持つ先生が多いから、保護者懇談前に2人1組で模擬懇談をやって、それに対して先生みんなで伝わりやすい言葉を考えるとか。
こんな風に、普段から職員の声に耳を傾け、保育しやすい環境づくりをして、子どもも職員も保護者もみ〜んな笑顔で過ごせるように心がけているよ!

どんな保育園にしていきたい?

豊かな自然に囲まれているから、この自然を生かしてコミュニケーション力や生きる力が育める保育園にしたい! そのためには「こうなの?」って誘導する聞き方や、「うん」「ううん」で答える質問ではなくて、自分の言葉で伝える経験を普段からすることが必要だと思っているよ。

メッセージ

保育士の仕事は園での生活を通じて「生きる力」の基礎を育むとても奥が深い仕事で、10年たった今でも日々、勉強、勉強!
でも、本気で感動して泣いたり、本気で喜び合えたり、涙が出るほど笑ったりできるのは「保育士」の特権!子どもたちが「いりえほいくえん、たのしい!」と言ってくれたり、保護者から園の行事などを褒めてもらうと、頑張ってよかったって心から思えるよ!!

掲載日:2022年10月01日

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